8|180903|沖縄

快晴。8時前に娘を幼稚園のお迎えのバス停まで見送り、近隣のマクドナルドで朝から取りかかっていたことを完了させる。

 

銀行、家電量販店、ユニクロ無印良品、神社、郷土菓子屋、知人事務所、美容室、市民会館を愛車カローラでまわる。合間で電話で何件かのやりとりを済ませる。お店も道もすいている。娘を迎えるまで、まだ時間がある。カフェでパソコンを開き、Amazonで気になっていた商品を購入する。案件の詳細をメモにまとめる。アポイントを調整する。新しいコーチに相談をする。

 

そうして時計を見ると、間もなく5時半。済ませたかったことは、ほぼ完了した。一気呵成。やることは尽きないが約束もある。今日の仕事はもうおしまい。

 

これまでの流れがとどまり勢いがなくなったことを、自分が実に気にしていたと気づく。恐るるなかれ、またつくればいいじゃないか。好調だった1日を振り返り、そんな風にぼくは思う。

 

でも果たして、ほんとうに好調だったのだろうか。

 

 

神社での拝礼時、穏やかな追い風が吹いた。青天が広がっている。不死鳥のようだ。紅い神社と緑の木々に陽光が差す。スマホで写真を数枚撮る。きっと旅先で見返すだろう。海に近いこの神社がぼくは好きだ。

 

手水舎で柄杓が飛び、ぼくの頭を勢いよく打った。邪まな心にすぐに陥ってしまうぼくを見て、気をつけなさいと忠告してくれているように思えた。