82|181116|函館  

 いつもより遅く起き、朝食をとり、その後は部屋にこもってノートと向き合っていた。過去のぼくはようやく30代となった。我ながら30代前半のぼくは無茶苦茶だったと思う。破天荒と言うべきか、ただのパッパラパーと言うのか。ここまで混沌としたなかを毎日走りきっていたことに感心する。今のぼくには、ここまで振り切ることはできそうにない。

 

 筆はそれなりに進んでいるが、いつまでたっても物語に終わりが見えてこない。11章のペースで進んでいきたいのだが、今日も最後までは辿りつかなかった。そして右手が痛い。痺れている。いつも世話になっている鍼の先生に診てもらいたいが、次の予定は12月中旬である。これ以上悪化しないようにと祈るような気持ちでケアしている。今立ち止まることはできない。

 

 夕方は函館ラーメンを食べた。外は雨が降っている。