137|190110|札幌

 近くの公園を散歩し、神社を参拝。紅葉の季節には鴨が泳いでいた公園の池も、神社の手水舎も凍っている。ここでフィニッシュを迎えることはできなかったが、やるだけはやった。大きな後悔はない。何度か行った珈琲屋に立ち寄り、夕食はジンギスカンを食べ、荷造りをした。明日の朝を迎え、いつもと同じように起き、いつもと同じように食事をしたら、ここをチェックアウトして新千歳空港へと向かうことになる。

 

 自らの過去を振り返り、書き記していくのは、楽しいわけではないが苦しいわけでもなかった。とは言え、いざ意思を奮い起こさなければそれは始まることもなく、毎日ゼロから自らを起動しなければ何も動き出さないということも含めて、それなりに難儀してきたとは言えるかもしれない。

 

 当初より明日を区切りとしてきたが、とてもじゃないが終わりそうにない。下手に気合を入れたところでどうにかなるものでもない。仕方がないと諦める。しかし明日からも日々は続いていく。ぼくがやるべきことは、ぼくにしかできない。あるところまで行き着き、次の景色が見えてくるところまで、決めたことをやめるわけにはいかないのだ。