138|190111|京都

 雪の札幌を後にし、大阪経由で京都に来ている。この日はぼくにとって一つのケジメである。喪明けだ。まだ現実的に完了できていないこともないわけではないが、一つの区切りであることには何ら変わりがない。

 

 これまで40年余り、懸命に生きてきた。それはそれで、かけがえのないものである。後ろに過ぎ去ったものとして大切などこかに大切に置いておけばいい。そして、これからはこれからであり、まっさらである。新たにまた始めていけばいい。