2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

58|181023|札幌

夢を見た気がする。知り合いの編集者。どうやって手に入れたのか、ぼくの原稿を読んでくれたようだ。ぼくは彼にダメ出しをされると思ってビビっている。ダメだと呆れられれば、ぼくはショックで立っていることすらできないかもしれない。しかし意外なことに…

57|181022|札幌

昨夜はなかなか寝付けなかった。うとうとと意識が遠のきそうになるのだが、胸や肚のあたりに何か正体不明のもやもやがへばりついて剥がれない。気分が悪く、その正体不明の何かしらを口から吐き出そうと大声で叫んでみるのだが、状況は一向に改善の気配を見…

56|181021|札幌

今日も快晴。部屋にこもっているのがもったいない気がして、朝食後に公園を散策することにする。立派なカメラをもった一群と遭遇。老若男女が入り混じり、カメラやSNSの話をしている。一体この集団は何者なのだろう。池の鴨と紅葉とのツーショットを狙って集…

55|181020|札幌

晴れ間が見えた。 いつもより少し遅めの朝食をとる。ホテル近くの公園を散歩し、気になっていた音楽堂の下見と神社参拝を済ませる。秋の陽光を受け、木々の葉っぱや池の水面がきらきら輝いている。まだ10月中旬だというのに、札幌はすっかり紅葉の時季を迎え…

54|181019|札幌

コーチとの久しぶりのやりとりに癒される。ホームランを打とうとしていたかもしれない。随分肩に力が入っていた。打席に立ち続けるだけでオッケーを出していたはずが、欲を出して大振りするようになっていた。 一か八か。博打な人生をこれまで送ってきたと思…

53|181018|札幌

朝食後に2時間ほど眠ったらスッキリした。実は疲れていたのかもしれない。 その後は机に向かうも集中が続かず、昼過ぎからアウトブランドのお店を目当てに街なかへ。札幌は都会だ、何でも揃う。200万人の人口は沖縄の1.5倍。それを思えば何でもあるのは当然…

52|181017|札幌

今日からしばらく北海道にいる。今回の滞在中に誰かと会う予定はない。今は前進するのをやめて、ぐっと踏みとどまると決めている。大学を卒業し、沖縄に移住し、会社を立ち上げて、結婚して、子どもが生まれて。まぁなんだかんだとあったこれまでに、ある一…

50|181015|沖縄

この春から「職業としてのコーチ」を始めた。「職業として」という枕詞に「金銭的な対価を得て」という意味を含んでいる。卒業論文でコーチングに焦点を当てるなど、これまでも興味関心をもってきたし、その思想や技術を取り入れた実践活動を展開してきたつ…

49|181014|沖縄

札幌で経営会議、大阪で新卒内定式を済ませ、沖縄に戻ってきた。会うべき人とは会い、腰を据えて語ることができた。もうこれで自分を押し留める外的要因は何もない。 このまま日々の生活に輪郭がなくなってしまいそうで恐ろしい。一度流されてしまえば、地の…

46|181011|札幌

決めたことを決めたようにやることができない。さまざまな出来事がぼくの意思を問うている。やりたいことがあって、それをやりたいという実感もあって、あとはその実感に素直になって進んでいけばいいとは思いつつ、なかなか真っ直ぐに進むことができない。…

45|181010|大阪

平々凡々と毎日が過ぎていく。穏やかで単調な日々。過剰を求めるぼくにとって、多少の物足りなさもあり、退屈さを感じ始めているのも事実である。 勇気を出して新しい世界に足を踏み入れてはみたものの、そこはあまりに自由で、ぼくはその自由さを持て余して…

表現者のオリジナリティー|181009

僕の考えによれば、ということですが、特定の表現者を「オリジナルである」と呼ぶためには、基本的に次のような条件が満たされていなくてはなりません。 (1)ほかの表現者とは明らかに異なる、独自のスタイル(サウンドなり文体なりフォルムなり色彩なり)…

44|181009|大阪

コーチに薦められ、村上春樹の『職業としての小説家』を読んでいる。柔軟性に乏しく硬直した世界観がゆるまり、何かしらのズレが内面に生まれているような気がする。 表現するために時間をかけて仕込んできた。根っこを深く張りめぐらせるために現実との格闘…

43|181008|東京

これまで節操なく手を出してきた。 ぼくのどこかに潜んでいるボタンが押されると、対象への熱狂と没頭が始まる。それはひとたび始まれば激しい台風のような猛威をふるい、ぼくはそれを制御することができない。対象との関係の果てが見えたとき、あるいはそこ…

42|181007|東京

「ツトメニンの世界をなめないで。」ランチタイムに彼女は言った。やさしい口調で、でもはっきりと。 選択肢は目の前に無限と差し出されているようでありながら、実際のところ幾つかの限定的なものなのかもしれない。ないものねだりの甘えた自分が調子よく顔…

41|181006|東京

台風25号。娘の運動会と恒例の食事会。3泊の沖縄滞在は短く、彼女たちに見送られモノレールで那覇空港へと向かう。 やるって自分が決めたんでしょ。後ろ髪引かれるぼくに彼女は言う。芯の強い彼女にぼくは救われている。 ここ最近のぼくは、いくらか適当にす…

37|181002|広島

広島最終日。明日の午前便で沖縄に帰る。もはや自身の活動拠点は曖昧さを増しており、拠点がどこかという問いそのものが実際的でないのかもしれない。しかし家族が暮らしているということも影響してか、ホームタウン=沖縄という意識は今でも強くもっている…

36|181001|広島

彼の夢を見た。二人で談笑している。独立後の彼は順調そうで、身体中にエネルギーがみなぎり溌溂とした様子である。インターン生含めて15名ものメンバーと多種多様なプロジェクトを推進しているという。ぼくは彼の活躍を好ましく思っており、やっぱりすごい…

35-2|180930|広島

今回の沖縄県知事選挙において、誰に票を投じるかという選択をぼく自身が迷うことはほとんどなかった。そして今回の選挙では、ぼくが票を投じた候補者は39万票を集めて県知事となり、票を投じなかった候補者は8万票差で選挙に敗れるという結果となった。 安…

35|180930|広島

台風24号が日本列島を直撃。沖縄の家族は無事であったが、娘の幼稚園の外壁や屋根が破損したとのことで、明日の幼稚園は休園になったという。滞在先の広島も雨。ホテルのコンビニで食料を買い出し、部屋にこもって一日を過ごす。札幌で地震に遭ったときのこ…

34|180929|広島

台風24号が沖縄に上陸した。 妻の話では子ども時分に体験した大型台風以来の激しさだという。とにかく相当の暴風雨なのだろう。このようなときに旅先のホテルにひとりでいるというのは、どうにも落ち着かない。せめて近くにいれば何かあったときに対応できる…

33|180928|広島

広電バスに乗って中心市街地からほど近い牛田にある安樂寺へと向かう。白島九軒町で下車。73年前、母はここで生まれ被爆し九死に一生を得た。従姉のKは「生き運があったんじゃよ」と言う。 小学校の高学年までは毎年広島で暮らす祖父母のもとに帰省していた…

32|180927|広島

リズムの変化を感じる。新しいサイクルが始まったかもしれない。 やろうとしていることはあるものの、なかなか手をつけることができずにいる。これまでも同じようなことは何度となくあったが、ずっと踏みこめずにいた。今こそ向き合うときだ。今を逃すと二度…