2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

86|181120|函館

午後は市場に立ち寄り、沖縄に持ち帰る手土産を注文した。小ぶりの毛ガニ、ウニ、イカ、雄シシャモ、ホッケを少しずつ頼んだ。カニは函館で当日に処理してもらったものを持ち帰り、そのまま夕食にする予定。妻や娘が喜んでくれるといいのだが。 自分自身のこ…

85|181119|函館

一昨日に続いて、夕方から「根ぼっけ」に行った。義理の兄が漁で獲ってきたホッケが二束三文で売られていると知って、一念発起で店を出し、根ぼっけの価値を地道につくってきたのだと言う。エネルギーに満ちていて、とても72歳には見えない。毎朝4時にはセリ…

84|181118|函館

今日は函館山ロープウェイの開業60周年イベントだったらしい。無料開放されて大賑わいだったとのこと。天気の良い日曜日で良かった。 ぼくはと言えば、明るい時間帯はひたすらノートに向き合っていた。お世話になった経営者のことを書いているのだが、なかな…

83|181117|函館

沖縄を出たのが10月17日だったから、ちょうど1ヶ月が経ったことになる。数日後には久しぶりに沖縄の家族のもとに戻る。 振り返れば、この1ヶ月あっという間だった。怠惰に過ごしていたわけではないつもりだが、ストイックに日々を送っていたわけでもない。起…

82|181116|函館  

いつもより遅く起き、朝食をとり、その後は部屋にこもってノートと向き合っていた。過去のぼくはようやく30代となった。我ながら30代前半のぼくは無茶苦茶だったと思う。破天荒と言うべきか、ただのパッパラパーと言うのか。ここまで混沌としたなかを毎日走…

81|181115|函館

湯の川温泉から函館駅近くへと移動した。市場で家族への土産を物色し、ベイエリアから元町を散策。八幡坂の趣味いい珈琲屋でくつろぎ、夕暮れ前にロープウェイで函館山へ。午後4時半にはすっかり暮れつつあり、100万ドルの夜景が眼下に広がっている。ビデオ…

80|181114|函館

エゴと魂と意思について考えていた。 今ぼくが取り組んでいることは誰かに求められていることではない。ただ、ぼくが誰のことも想定していないかと言えば、そういうわけでもなかったりする。ごくごく身近な家族や縁ある人たちをそれとなく思いながら、あくま…

79|181113|函館

あるアイデアが数日前から頭を離れない。ぼくは果たしてどうしたいと思っているのであろうか。誰からも求められていないことをやり続けながら、ぼくは何かを獲得しようとしているのであろうか。 今日はある方から、今の関心事を具現化していくための参考書籍…

78–2|181112|函館

羽田から函館に向かう機内。久しぶりにミスチルが聞きたくなった。今の心境を何かしら象徴している気がする。果たしてぼくは「引き金」を引けるのであろうか。 Starting Over|Mr.Children 肥大したモンスターの頭を 隠し持った散弾銃で仕留める 今度こそ 躊…

78|181112|函館

贅沢な旅を続けている。昼に羽田から函館に移動し、今日は湯の川温泉に来ている。夕食はビュッフェで、蟹や海老や烏賊や鮭やイクラなど新鮮な魚介類をたらふく食べた。こんなに腹いっぱい食べたのは久しぶりかもしれない。 しかし、つまらない。こんなに楽し…

77|181111|東京

昨日の続き。「自由とは 着衣のまま 水平であること」。 衣の重力を身体で受け、それを感じながら、同時にそれに捉われず、軽やかでからっと爽やかで潔くあること。責任、成果、不安、希望、絶望、諦め、いろんなものが綯い交ぜ(ないまぜ)になって自らの内…

76|181110|東京

地道(じみち)を辞書で調べてみる。 ーーーーーーーーーー 地道【じみち】 手堅く着実に物事をすること。 地味でまじめなこと。またそのさま。 冒険や人目を引くような行動に出ず、 着実に進む態度。 ーーーーーーーーーー 地道であることと自由であること…

75|181109|東京

東京2日目。少しびっくりしたことがあったので、夜遅い時間から昔のメンバーに電話を入れた。わだかまりは少し解消していた。 私は私、相手は相手、世界は世界。私が孤立しているということでなく、私と全体とが同じ時点に存在している。今何となく捉えつつ…

74|181108|東京

東京に来た。午後からデザイン事務所でみっちり打合せ。最近あまり人と会っていないからか、それとも朝早くからの移動のせいなのか、最後はへとへとになってしまった。とにかく山場は越えた。ほっと一安心して、気が緩んだのかもしれない。 デザイナーの彼が…

73|181107|札幌

明日から東京に向かう。北海道には約3週間いたことになる。 仕事はどうだろう。思った以上に進んだ気もしなくはないが、毎日思ったようには進まないものでもある。すいすいと気持ちよく進んだことはほとんどなく、義理立て程度にどうにかこうにか前進する日…

72|181106|札幌

日が暮れてから防寒具を買いに街中に出る。その後、気になる本を探しに書店へと向かう。気晴らしに雑誌コーナーをふらふらしていると、「袋小路の沖縄」というタイトルが目に入る。先日の県知事選挙後の沖縄について書いているらしい。パッと手にとってレジ…

71|181105|札幌

約10日ぶりの札幌を楽しんだ。なんとなく良さそうと目星をつけていた珈琲屋は、5年ほど前に札幌を拠点に活躍するデザイナーと会った店だった。懐かしさに思わず彼や関係者にメッセージを送ろうかと思ったが、携帯の画面を開いたところでやめた。 珈琲屋で少…

70|181104|大沼公園

今朝も駒ケ岳のまわりには雲ひとつなかった。正午にホテルをチェックアウトし、大沼公園駅へと向かう。快晴だ。このまま去るには忍びなく、レンタサイクルで周遊することにする。十二分に堪能。国定公園も歩いたし名物のお団子も食べた。もうこれでやり残し…

69|181103|大沼公園

朝、空にはたった一つの雲もなく、ただ青空が広がっていた。そしていつもの駒ケ岳はそこにある。散策したい気持ちをおさえて、日暮れまで仕事に集中する。窓の外に広がる木々は、紅から黄へと色味を変えている。露天風呂に入り、1日の疲れを癒す。ここに滞在…

68|181102|大沼公園

明後日にここを立つことを思うと名残惜しさが出てきた。最初はあれほど苦しくてすぐにでも帰りたいと思っていたのに不思議なものだと思う。紅葉は明らかに季節を過ぎつつあり、冬の気配は色濃くなってきている。 露天風呂にも朝食会場にも部屋での作業にも随…

67|181101|大沼公園

午後から函館へ。ホテルで知り合った方が案内してくれるという。函館山、石川啄木の碑、五稜郭をまわり、地元名物という「チャイニーズチキンバーガー」なるものを頬張った。なんとご当地バーガーで全国NO1に選ばれた有名店らしい。短い滞在だったが函館を満…

66|181031|大沼公園

贈与について考えている。 大切な人に贈り物をしたとする。贈り先から御礼のメールや電話が届く。どこまでも続く感謝の言葉に恐縮しきりで、「いえいえ、こちらこそ」などと返してはいるが、本当のところ、ぼくはどう思っているのだろうか。 実のところ、そ…

65|181030|大沼公園

待てども待てども風は吹かず、時間だけが無為に過ぎていく。意を決して内にそよぐ風をつかまえんと最初の一点を打てば、自然な勢いを得、日頃想像だにせぬ世界に至る。身も頭も重く、意の在り処を問うことで、かろうじてその一点だけは打ちこみ、その先は自…

64|181029|大沼公園

毎日やると決めていることがある。それらはそれほど多種あるわけでもなく、またそのいずれもが難しいものではない。そのことを「やる」と決めて取りかかれば必ず終えられるものだし、そう多くの時間を要するものでもない。要は気持ちさえあればやれるものば…

63|181028|大沼公園

朝目覚めて、決めたことを決めたようにやり、朝食を食べ、朝刊を読み、仕事にとりかかる。夕刻までに風呂に入り、食事をして、やるべきことを幾つかやり終えると、すでに予定の就寝時刻は過ぎている。 30代も半ばを過ぎる頃までは、睡眠時間がどれほど短くて…

62|181027|大沼公園

10年以上前の独立を決意した頃のことを、あれやこれやと思い出していた。独立前に籍を置かせてもらっていた会社には随分と不義理をしてしまっていたかもしれない。言い訳するつもりはないが、離れてみていろいろ経験した今だからこそ気づけることもある。 朝…

61|181026|大沼公園

目覚めると、広く明るい窓には紅や黄へと枯れつつある美しい木々が一面に広がっていた。 ホテル周辺には直営のパン屋ぐらいしかなく、ホテル内の施設にぼくが落ち着けそうなお店もスペースもなさそうである。露天風呂と自分の部屋ぐらいか。とにかく仕事に集…

60|181025|大沼公園

札幌から函館へと向かうスーパー北斗に乗りこんで3時間余。大沼公園駅に到着した。夕方5時前だが既に陽は落ちて薄暗く、駅前には人通りもなく物悲しい。札幌と比べて随分と冷え込んでいる気がする。駅から徒歩数分のレストランで軽く夕食を済ませ、送迎バス…

59|181024|札幌

朝食後に雨上がりの公園へ。木々の葉が朝の光に照らされて赤に朱に黄に緑にあまりにも美しい。しばらくぼぉと見惚れてしまった。未明から雨が降っていたから雨露に光が反射しているのだろう。写真に収めようと思ったが手ぶらだった。部屋に携帯を取りに戻る1…